量産品製造において、高品質の製品をご要望に応じた納期で納品するために、綿密な計画に基づいて生産を行っております。打ち合わせでは、求められる精度や生産量、コスト、納期などについて話し合い、生産準備会議で具体的な工程の選定を行います。会議には営業、技術および品質保証の各担当者が参加し、最適な工程を検討します。NC旋盤・マシニングセンターにて初品の削り出し、加工を行い、工程能力検査により適正な品質チェック基準を作成。工程点検を経て初期流動管理の元、量産がスタートします。その後も継続的に会議を実施し、安定的な品質である事を確認し初期流動管理を解除します。また、より効率のよい量産ラインと品質の向上のため、切削加工メーカーからの視点での素材見直し、加工レスや形状変更などのVA提案を積極的に行っております。納品には自社ルート便を使用し、安定した物流を確保しています。
量産品製造のワークフロー
受注・打ち合わせ
精度やコスト、生産量、納期について打ち合わせを行います。
生産準備会議
治具や生産設備、加工基準、測定方法など全て、最適な工程を設定します。
生産ライン設置
生産準備会議で設定した工程に沿って、生産設備を設置します。
NC旋盤・マシニングセンターにて機械加工
初品の削り出し、加工を行います。前後して熱処理などの特殊加工が入ることもあります。
工程能力検査
設定した設備工程における品質保証能力を調査し、適正な品質チェック基準を作成します。
工程点検
社内工程監査により、生産開始にあたり十分な体制が整っているかチェックします。
量産スタート
工程監査合格後、初期流動管理の元、量産を開始します。安定的な品質であることを確認し、初期流動管理を解除します。
VA提案
切削加工メーカーからの視点での素材見直し・加工レスや形状変更などの提案を積極的に行っております。
納品
品質保証部にて最終的な検査を行います。出荷品には必ず測定データをつけて納品。自社ルート便にて確実に配送いたします。