試作製品の流れ

試作製作では、打ち合わせ段階から技術に精通した技術者が対応し、求められる精度や納期について打ち合わせを行います。生産準備会議では、営業、技術および品質保証の各担当者が工程を決めていきます。生産に必要な治具、加工基準、測定方法、品質保証の方法などを検討して、最適な工程を選定。NC旋盤、マシニングセンターにて機械加工を行い、メッキや熱処理などの特殊加工の工程が入ります。各工程間では、恒温測定室にて品質確認を実施し製造へ情報をフィードバック。出荷時においては、品質保証部にて要求される全項目検査を行い、検査データを添付の上、納品いたします。配送にあたっては納期のご要望に柔軟にお応えするために、自社ルート便と不定期便で要求通りの納品を可能にしています。

試作製品のフローワーク

生産数量に応じた専用設備の導入をはじめ、NC旋盤18台、マシニングセンター22台、研削盤4台と、試作会社としては充実した設備と生産環境が整っています。用途に応じた多様な機器を充実させることで効率のよい生産が可能になり、昼夜稼働体制によってムダのない多品種小ロットを実現しています。

受注・打ち合わせ

精度やコスト、納期について打ち合わせを行います。

精度やコスト、納期について打ち合わせを行います。

工程設計

生産準備会議にて治具や生産設備、加工基準、測定方法など、ご要望に添った最適な工程を設定します。

工程設計

NC旋盤・マシニングセンターにて機械加工

試加工を経て初品を立ち上げ、生産を開始します。前後して、熱処理などの特殊加工が入ることもあります

NC旋盤・マシニングセンターにて機械加工

各工程間にて測定

加工の工程ごとに定めた品質チェック基準に基づいたチェックを行い、確実な品質を保証します。

各工程間にて測定

納品

品質保証部にて最終的な検査を行います。製品には必ず検査データをつけて納品いたします。

納品